アパタイト資料およびデータ

 

アパタイトの物質吸着性

物質を吸着できるものとして、活性炭(炭)はよく知られていると思います。
活性炭の特徴は、多孔質を生かし表面吸着により色々な物質を吸着します。

一方アパタイトはこの表面吸着に加え、イオン交換性によりあらゆる物質を吸着する能力があることが特徴です。
アパタイト分子の持つ10個のCaがイオン化され、様々な金属原子に置換されます。
また同様に、アパタイト分子中のOH基やリン酸基も、他の分子イオンに置換することにより吸着していきます。

 

反応性比較

活性炭 ハイドロキシアパタイト
条件 温度 低温に限る 高温で優位
湿度 低湿に限る 高湿で優位
反応機序 表面電位による吸着 表面電位による吸着
イオン交換

 

 

吸着物質比較

活性炭 ハイドロキシアパタイト
ガス アセトアルデヒド
アンモニア
塩化水素
Nox
Sox
重金属 水銀 ×
ヒ素
クロム
カドミウム ×
その他 細菌 ×
酸ヒューム ×
過酸化脂質 ×

 

 

細菌の吸着

アパタイトは細菌やウイルスを吸着することも確認されています。

歯磨きに配合すれば、虫歯や歯周病の原因菌を吸着してくれるので、虫歯や歯周病、歯肉炎などを予防してくれます。また、口臭の予防にもなります。

石鹸に配合することにより、ニキビの原因菌や水虫の原因菌なども吸着除去してくれるので、ニキビの予防にも効果的です。また臭いの原因菌も吸着除去してくれるので、体臭予防にもなります。
またこの細菌吸着力はアトピー改善も期待できます。

 

細菌吸着試験

河川水10倍希釈 アパタイト2.3㎜

汚染水

細菌数 7,000個/ml

アパタイト吸着後

細菌数 2個/ml

検査機関|トレスバイオ技研

 

 

色素の吸着

アパタイトは様々な汚れや色素などを吸着します。

歯磨きに配合すれば、歯に付着したタバコのヤニや、コーヒーや赤ワインなどのステイン系の色素などを、歯を研磨することなく、吸着して落としてくれます。

また石鹸に配合することにより、毛穴の汚れやくすみ、黒ずみなどを吸着除去し、透明感のあるお肌を甦らせます。

 

色素吸着試験

試料

・市販歯磨き剤(アパタイト非含有)
・コキーユ リプロ(アパタイト40%配合)

 

色素溶液

①赤ワイン|水で2倍希釈

②タバコニコチンタール溶液|タバコを水に浸し抽出

③コーヒー|市販インスタントコーヒー

 

試験方法
  1. 試料を5倍量の水で溶かした後、色素溶液に10%添加。
  2. 1分間の転倒混和。
  3. 3000rpmで10分間の遠心分離。

①赤ワイン

②タバコ

③コーヒー

考察


沈殿槽の歯磨き剤の色を見ても分かるように、いずれの色素も市販の歯磨き剤ではほとんど吸着せず歯磨き剤は白いままであるが、REPROは色素を吸着し褐色に着色している。

また、色素水溶液の色からも、市販の歯磨き剤とREPROとの違いがはっきり出ている。

アパタイトによる色素吸着能力が明らかにわかる。

 

検査機関|トレスバイオ技研

 

脂質及び過酸化脂質

皮膚の脂肪酸が酸化されて出来る過酸化脂質は肌荒れの原因と言われていますが、アパタイトが他の無機材料に比べ、過酸化脂質の吸着に非常に優れているとの実験結果が出ています。

過酸化脂質の除去率
物質名 除去率(%)
アパタイト 100
セリサイト 79
タルク 9
シリカ 0

 

 

歯の再石灰化

アパタイトは歯のエナメル質の97%を占める主成分です。
日常生活でできる歯の表面の細かな傷や、食物中の酸で侵される微小な欠損などをアパタイトが再石灰化により修復してくれます。
アパタイト40%配合のリプロは、この歯の再石灰化に優れた歯磨き剤です。

 

  • アパタイトはその結晶構造によって、ブルシャイトよりも歯質に充填されやすい ⇒ 微小充填仮説
  • 似た成分同士は結合しやすい ⇒ Like to like 効果

 

 

揮発性の有害化学物質や悪臭物質

シックハウスの原因となるアルデヒド類や、悪臭の原因物質アンモニアやトリメチルアミンなどの吸着試験の結果は以下のとおりです。

アパタイトは臭いの原因物質をも吸着する能力があり、石鹸や歯磨き剤に配合することにより体臭や口臭の予防にも役立ちます。

吸着60分後の濃度変化
物質名 吸着前濃度(ppm) 吸着後濃度(ppm)
アンモニア 18 5
トリメチルアミン 11 2
ノルマル酪酸 9 4
メチルイソブチルケトン 28 22
トルエン 10 7

 

 

 

コキーユ リプロと一般市販歯磨き剤の細菌吸着比較

医薬部外品であるコキーユ リプロには有効成分として「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されています。
この成分は抗炎症作用に優れ、歯周病歯肉炎の予防に効果的です。

さらにアパタイトの細菌吸着能力により、その効能はより一層優れたものとなります。
また口臭予防にも効果的です。

 

試験方法

菌液50mlに歯磨き剤1gを入れ、かき混ぜて静置。
歯磨き剤が沈殿したら上澄みをとって一般細菌用培地で培養

菌数の減少率
(菌原液) 一般歯磨き剤 コキーユ リプロ
570個/ml 537個/ml 37個/ml
1%減少 95%減少

検査機関  トレスバイオ技研

 

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